2008年もGoogle Summer of Codeの開催が発表されたわけだが、これに応じてすでにいくつものコミュニティで議論がはじまっているようだ。JRubyの主要開発者であるCharles Nutter氏は自身のブログにおいていくつかのアイディアを発表している。
取り上げられているアイディアはJavaインテグレーション処理の改善、JRubyプロファイリング/デバッギングなどの改善と統合開発環境サポートの改善、インタフェース互換RMagick移植の継続、JRuby on Railsのより詳細なベンチマーク実施と視覚化、JRubyエクステンションの調査とAPIベースの開発など。
SoCはいくつものFLOSSプロジェクトに開発のきっかけを与えるとともに、若いプログラマとプロジェクトやコミュニティとの出会いを実現するという点できわめて有益だ。2005年から毎年開催されているが、同取り組みを通じて数々の実装や改善が実現されている。