ルクセンブルグSkype Technologies(米eBay傘下)は2月22日(現地時間)、無料のVoIPサービス「Skype」を利用した累計通話時間が13日に1000億分に達したことを発表した。サービス開始以来、約4.5年でこの大台に達したという。
Skypeがカウントしたのは、Skypeユーザー同士の無料音声通話、無料ビデオ通話の累計時間。「Skype Out」などの有料サービスは含まれていない。1000億分とは、約6944万4444日(19万258年)に値し、「この地球上を歩いたすべての男性、女性、子供が1分通話したのに匹敵する」とSkypeは述べている。また、米McDonaldが最初の1000億個のハンバーガーを販売するまでに40年を要した、ともいう。
Skypeは2003年にSkypeをリリースした。登録ユーザーは増加しており、現在約2億7600万人。このうちの3000万人は2007年第4四半期に新規加入したという。
Skypeは無料のVoIPサービスとして人気だが、収益が課題とされている。同社を2005年に約26億ドルで買収したeBayは昨年、評価額を切り下げている。