エヌジーシー ディ・ストーム ディビジョンは20日、米NewTekのハイエンド3Dアプリケーション「LightWave v9」の最新版となる「LightWave v9 バージョン9.5」を発表した。
「LightWave v9」はアップデートを重ね、機能面での充実を図ってきたが、今回の「LightWave v9 バージョン9.5」では毛髪およびファーシステム、新しいライティングシステム、アニメーションやグローバルイルミネーション、レンダリング、ユーザーインタフェースとワークフローなどに関する大幅な改良が施された。これにより、現実世界に即したライティングや、レンダリング品質・速度のさらなる向上などがユーザーに提供できるようになったとしている。
「LightWave v9 バージョン9.5」の正式版アップデータ配布に先だち、日本では3月下旬よりオープンベータプログラムが開始される予定だ。オープンベータ版は英語版となるが、日本語サポートとして、サポートBBS、ユーザーフォーラムを開設するという。ユーザーフォーラムでの意見などは、開発元の米NewTekにフィードバックされる。「LightWave v9」購入ユーザーであれば無償で参加可能だ。また、正式版アップデータも「LightWave v9」ユーザーに無償で提供される。なお正式版アップデータの配布開始時期は未定。
「LightWave v9」シリーズの動作環境は、Windows版がOSはWindows XP、CPUはIntel Pentium 4以上のプロセッサ・AMD Opteronプロセッサまたは同等以上のプロセッサ、メモリは512MB以上。Macintosh版がOSはMac OS X v10.3.9以降(Universal Binary版はv10.4.1以降)、CPUはPowerPC G4・G5・Intelプロセッサ、メモリ512MB。通常版の価格は印刷マニュアル付きで14万7,000円、電子マニュアル付きが13万6,500円となっている。