Spket Studioは2月18日、JavaScript開発向けの統合開発環境(IDE)「Spket IDE 1.6.8」をリリースした。
Spket IDEは、JavaScriptやXMLを用いたアプリケーションの開発を対象として開発されているIDE。コード補完や構文強調、アウトライン表示などの機能を持つ高機能なJavaScriptエディタを内蔵しているほか、XMLエディタに関してもXULやSVG、Laszlo、Yahoo! Widgetなど、Web開発で利用されることの多いさまざまな言語に対応したコード補完機能を備えている。
今回リリースされた新バージョンでは、JavaScriptフレームワーク「MooTools」のAPIが新たにサポートされたほか、Project Explorerから対象となるファイルを指定する方法でJavaScriptコードの自動フォーマットを行えるようになった。また、複数行にわたる文字列を扱うことが可能になったほか、パラメータに関するヒントも表示されるようになった。
なお、Spket IDEは非商用に限って無償で利用可能で、商用利用の場合はライセンスの購入が必要である。価格は1ライセンスの場合で29.9ドル。