日本ベリサインは、同社の子会社であるソートジャパンの社名を「日本ジオトラスト」に変更することを発表した。

日本ベリサインは、2006年2月にソートジャパンを設立、以降ソートブランドのドメイン認証SSLサーバ証明書の提供を行ってきた。また、2006年5月の米VeriSignによる米GeoTrust買収に伴い、日本においても2007年7月よりジオトラストブランドのSSLサーバ証明書の販売を行ってきた。

今回の社名変更に伴い、ジオトラストブランドとソートブランドの事業を統合、主に企業認証を伴わない暗号通信に特化したドメイン認証SSLサーバ証明書市場における販売およびサポート体制の強化を図る。

具体的には、今後はジオトラストブランドとしてSSL暗号通信機能に特化した「ジオトラスト クイックSSL プレミアム」「ソートSSL123 サート」を販売する。ジオトラストブランドのドメイン認証SSLサーバ証明書は、日本ジオトラスト設立後も従来同様、日本ベリサインのパートナー各社より購入することが可能だ。また、日本ベリサインでは、開始時期は未定としているが、日本ジオトラストのWebサイトでのオンライン販売を予定しており、近々提供時期の決定を行うという。