クレオは15日、ライフコーポレーション(以下、ライフ)がクレオの人事管理 給与計算ソフトウェア「CBMS ZeeM 人事給与」を採用、運用を開始したことを発表した。

基幹システムの老朽化および高いメンテナンスコストといった問題を抱えてきたライフでは、基幹システム全体のダウンサイジングの第1弾として、従来、東京と大阪2つの本社で別々に稼働させていた給与関連システムのリニューアルを検討。同規模、同業種での導入実績や、パッケージそのままでも活用できる汎用性、業務フローメニューで各担当者の進捗状況が確認できる点などを評価してCBMS ZeeM 人事給与の導入を決定した。また、かねてよりの課題であった社員やパート、アルバイト合わせて約2万5,000名の「人財」データの精度向上と、登録データの積極活用による業務効率化の実現もCBMS ZeeM 人事給与を導入した要因となっている。

CBMS ZeeM 人事給与は、三井造船システム技研の出退勤管理システム「Time-3」と連携し、人事、給与、出退勤統合管理システムを構築。2つの本社システムを統合したことによるメンテナンス性向上/業務効率化とコストダウンを実現した。

ライフでは、同システムの導入により、2本社分散業務と店舗による間接業務の本社引き上げに伴う業務フローの集約、合理的な人員配置、人件費の管理によるさらなる業務効率化および店舗業務軽減による社員の顧客サービスレベル向上への寄与を期待するとしている。