米Microsoftは2月14日 (現地時間)、シニアバイスプレジデント7名、コーポレートバイスプレジデント7名のエグゼクティブ人事を発表した。
Windows Business Group担当のBill Veghte氏がシニアバイスプレジデントとなり、エンドユーザー向けのビジネス戦略、Windows Client全般のセールス&マーケティング、Windows Live、MSN、検索などを含む責任者となる。Microsoftの「ソフトウエア+サービス」戦略を推進する役職と言えそうだ。
またMacintosh Business Unit (Mac BU)担当のゼネラルマネージャーだったRoz Ho氏がPremium Mobile Offerings担当のコーポレートバイスプレジデントとして、買収計画が発表されたばかりのDangerチームを率いる。Mac BUはMicrosoftの一部門でありながら、カラーの異なるユニークな製品を生み出してMacユーザーに受け入れられてきた。その中心にいたHo氏が、今度はティーンエイジャーから20代に人気の高いモバイル製品を開発するDangerとMicrosoftを結び付ける役割を担う。
Live Search、adCenter、ポータルなどを担当するSatya Nadella氏がシニアバイスプレジデントに昇進した。MSNのプログラミング/ エンジニアリングも担当する。Server & Tools Marketing and Solutions Group担当のコーポレートバイスプレジデントだったAndrew Lees氏がMobile Communications Business担当のシニアバイスプレジデントに。Windows Client Marketing担当のゼネラルマネージャーだったBrad Brooks氏がWindows Consumer Product Marketing担当のコーポレートバイスプレジデントになった。
Microsoftはまた、Mobile Communications Business担当シニアバイスプレジデントのPieter Knook氏、Online Service Group担当のシニアバイスプレジデントSteve Berkowitz氏、Windows Product Marketing担当のコーポレートバイスプレジデントMike Sievert氏が同社を去ることを明らかにした。Knook氏はVodafoneのインターネットサービス部門の責任者となる。