Dellは4日(現地時間)、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)アレイ製品群「Dell EqualLogic PS5000シリーズ」を発表した。
Dell EqualLogic PS5000シリーズは、iSCSIベースを採用することで容量の仮想化、拡張性、データ移動といったあらゆるIPベースでの相互運用を実現している。また、リモートレプリケーションやシンプロビジョニング機能といったエンタープライズクラスのストレージ管理機能を備える。さらに、各アレイの容量とパフォーマンスを理想的な比率に設定でき、単一のSANに複数層のストレージを構築して、各層をアプリケーション用件に合わせて最適化できる機能も用意されている。
Dellストレージ担当副社長兼ゼネラルマネージャのダレン・トーマス氏は次のようにコメントしている。「これまでのネットワークストレージは極めて複雑でした。Dell EqualLogicはその問題を解決します。"Dell EqualLogic PS5000"は、規模に関係なく低コストで使いやすい自己管理型IP-SANを活用し、仮想化され、統合されたストレージです。複雑なタスクの自動化、高速で柔軟なプロビジョニング、そしてより大きなIT環境への接続が可能になります」