クラスキャットおよびセンドメールは5日、IBMのx86サーバ「IBM System x 3550/3650 Express Advantage対応モデル」に、スパムフィルタリング、OP25B (Outbound Port 25 Blocking)、サブミッションポートなどの設定機能を統合したアプライアンスの最新版を発表した。価格は50ユーザ対応モデルで79万7,100円(税別)から。日本 IBM のビジネスパートナーであるダイワボウ情報システムが「ウィルス/スパム対策インターネットサーバアプライアンス Version 5」として、2月18日より販売開始する。
同製品はソフトウェアとしてクラスキャットが提供する、SMTP 認証やサブミッションポート、SSLセキュア接続などを含むインターネットサーバ機能をGUIで管理可能な「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition 5.0」を搭載。また、センドメールが提供するウイルス/スパム対策、情報漏洩防止、誤送信防止やコンプライアンスのためのメールポリシー設定、実施を一元的に行うことができるメールセキュリティ運用・管理の統合環境「Mailstream Manager」と、スパムメール対策フィルタ「Sendmail Anti-Spam」が搭載される。
センドメールとクラスキャットでは、今後、日本 IBM のビジネスパートナーを中心として販売網を充実させていく計画で、年間1,000システムの販売を見込んでいる。