レッドハットは4日、2月1日付けで同社の代表取締役社長に廣川裕司氏が就任したことを発表した。
廣川氏は1959年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、日立製作所に入社。国際事業本部で日立データシステムズコーポレーションの設立などに関わった後、サン・マイクロシステムズで営業関連執行役員、日本BEAシステムズで専務執行役および代表取締役を務めた。
廣川氏の社長就任に伴い、前社長の藤田祐治氏は会長に就任。また、米Red Hatのアジアパシフィックリージョナルディレクターを兼務し、日本のOEMパートナービジネスを統括する。
Red Hatでは、今回の人事はグローバルビジネスにおける重要な戦略拠点の1つである日本法人の経営体制を強化するものであるとし、今後は企業の基幹システムにおけるサービスサポート体制を増強し、オープンソースソリューションの充実とユーザ、パートナーコミュニティの拡大を図っていくとしている。