マイクロソフトは4日、Internet Explorer(IE) 7への自動アップグレードを13日より開始すると発表した。対象となる環境は、OSがWindows XP Service Pack 2およびWindows Server 2003 Service Pack 2で、IE7を導入していないPC。Windows UpdateやMicrosoft Updateなどを通じて提供される。

これまでIE7は、「Microsoft ダウンロードセンター」を通じて配布されていたが、新たに自動更新機能による配布が開始される。同機能を有効にしている場合は、13日にデスクトップ上にIE7への更新通知が表示され、画面の指示に従ってインストール作業が行なえる。導入についてはキャンセルできるほか、インストール後に削除することも可能。配布手順については告知サイトでも確認できる。

IE7への自動更新告知サイトがオープン

IE7は、フィッシング詐欺対策機能を搭載するなどセキュリティ面での強化が見られるほか、タブブラウジングなど操作性での改善も図られている。「より安全かつ快適なインターネット利用」(同社)のためにもIE7の導入を促進したい狙いだ。なお、IE7は昨年、同社の手違いによって自動更新で配布されたことがあるが、正式な配布は2月13日からとなる。