NTTPCコミュニケーションズは24日、同社の提供するレンタルサーバサービス「WebARENA Suite」の新サービス「WebARENA SuiteX」を2月12日より提供することを発表した。導入初期費用は3,150円で、月額基本料金は3,360円(クレジット支払いコース)もしくは4,200円(請求書・口座振替支払いコース)。ディスク容量の追加料金は1,050円/2GBとなっている。

同サービスは、基本ディスク容量を従来サービスの「WebARENA Suite2」の100MBから10GBに拡張。最大で40GBまで増設が可能だ。また、ファイアウォールとIPSによるオートプロテクション機能を標準装備しているほか、Webやメール、FTP、コントロールパネルすべての通信の暗号化に対応する。さらに、システム構成を見直し、フロント部分にブレードサーバを採用。ブレードサーバとストレージ間の接続には4Gbpsのファイバチャネルが採用されている。

このほか、レンタルサーバの機能も強化。10個までのドメインを同時に利用可能なマルチドメインに対応したほか、Perl/Ruby/PHP5/Pythonの最新のプログラム言語に対応しモジュールも拡張している。POP3に加えIMAPに対応したほか、送信ドメイン認証をサポートする。

同社では、WebARENA SuiteXの提供開始にともない、新規加入時の月額基本料を1カ月無料にするキャンペーンを実施。ドメイン登録サービスの「名づけてねっと」とWebARENA SuiteXを同時に申し込むか、すでに名づけてねっとを契約中で同サービスのコントロールパネルからWebARENA SuiteXに申し込む場合、初期料金を無料するキャンペーンが実施される。

ディスク 基本ディスク容量 10GB(最大容量 40GB)
ディスク配分機能搭載
メール メールアドレス数無制限
Symantecのウイルスチェック(無料)
Symantecの迷惑メールフィルタ(無料)
メール転送機能(最大10カ所)
Web 会員制ホームページ(ID/パスワードなどでアクセス制御
オリジナルCGI対応(各種の言語に対応
アクセスログ(グラフィカル解析されたデータと生ログに対応)
データベース(MySQL/PostgreSQLが利用対応 オプション)
システム ファイアウォール(専用機によるポートフィルタリング)
IPS(攻撃を検知し自動的に通信を遮断)
バックアップ(すべてのデータを1日1回実施)
その他 グループウェア(Ver.6に対応予定)