OASISは24日(米国時間)、OASISメンバーによって「Members Approve Election Markup Language 5.0」がOASIS Standardとして承認されたと発表した。EML 5.0に関連している団体は同標準を広く批准する段階にきたといえる。

EMLは選挙や国民投票、住民投票などを電子ベースで実施するための策定された規約。紙ベースの選挙と同じことが実現できるように考慮されている。多くの政治形態、社会体制、言語、方言、言葉遣いに対応している。またプライベートセクタでもパブリックセクタでも活用できるように設計されている。

EMLの特徴は、従来の選挙方式を変更することなくEMLの導入ができるように考案されている点にある。EML 5.0は電子選挙を実施するさまざまな地域で標準のフォーマットとして活用されることになるとみられる。