ファーストサーバは24日、400GB以上のHDDを搭載した64ビット対応マネージド専用サーバサービス「ギャラクティカ・シリーズ」を2月26日より提供開始すると発表した。運用負担が大きかったルート開放型サービスとしての提供ではなく、同社が各種OSのセキュリティ対策や運用対策を行うマネージドサービスとして提供することで、ユーザは簡単かつ安心して利用することができるようになっている。

同シリーズは、快適なシステム運用を実現することを目標にシステム基盤のすべてを再設計している。採用CPUにより二つのシリーズに分かれる。「ギャラクティカ1・シリーズ」は、IntelのCore2Duo E4500(2.2GHz/L2 2Mバイト)を採用、標準搭載メモリは2GB(最大8GB)、ディスク容量は400GBとなっている。一方の「ギャラクティカ2・シリーズ」はIntelのXeon E5410(2.33GHz/L2 12MB)を採用、標準搭載メモリは4GB(最大12GB)、ディスク容量は650GBとなっている。ディスクの大容量化により、企業における大規模人数でのグループウェア利用や大型データベース、ファイル共有におけるデータの蓄積容量などを気にしないで活用することが可能だ。

基本OSは64ビット対応Linuxを実装することで、今後標準となるであろう64ビット対応のソフトウェアを利用することが可能。また、オプションとしてファーストサーバが以前より提供してきたドメイン設定や迷惑メール、ウィルス駆除などを利用することが可能だ

価格はギャラクティカ1・シリーズが初期費用8万9,250円、月額費用5万3,550円。ギャラクティカ2・シリーズが初期費用12万6,000円、月額費用8万9,250円。契約期間は1カ月(初回3カ月)となっている。

シリーズ名 ギャラクティカ1 ギャラクティカ2
月額費用 53,550円 89,250円
初期費用 89,250円 126,000円
ディスク容量 400GB
RAID1(ミラーリング)
650GB
RAID1(ミラーリング)
メモリ容量 標準2GB
最大8GB
標準4GB
最大12GB
CPU Core2Duo E4500
(2.2GHz/L2 2MB)
Xeon E5410
(2.33GHz/L2 12MB)
契約期間 1カ月(初回3カ月)