ジャングルは23日、大量の画像データを効率的に管理できる「ArcSoft PhotoBase Pro」 と同ソフトにデジタルカメラのRAWデータ現像ソフトであるArcSoft DigitalDarkroomが同梱された「ArcSoft DigitalDarkroom 画像管理パック」を2月21日より発売開始する、と発表した。
「PhotoBase Pro」は、1つ1つの画像に対してジャンル、レーティングなど多数のタグ情報を付与することができ、大量の画像を整理してデータベース化できる。対応する画像フォーマットはBMP、TIFF、JPEGなど一般的なものはもちろん、主要デジタル一眼レフカメラメーカーの各種RAW形式、AVIやMPEGなど動画ファイル、WAVやMP3など音声ファイルにも対応する。RAW形式は今後のアップデートにより、新機種のフォーマットにも随時対応するという。
同製品は、画像の補正機能も搭載しており、トリミングや赤目除去、背景をぼかして被写体を強調する、といった操作が簡単に行える。また、複数の画像を編集して1本のフォトムービーにしたり、画像のプリントアウト、CDやDVDなど各種メディアへの記録も可能だ。
「画像管理パック」に同梱するDigitalDarkroomは、PhotoBase Proと連携することでRAWデータを素早く現像できるだけでなく、各種画像の高度な補正、保存も行うことが可能。RAWデータを本格的に扱いたいエントリーユーザーから、大量のRAWデータを処理するヘビーユーザーまで幅広く使える。
動作環境は、Windowsは2000/XP/Vistaに対応し、CPUはIntel Pentium III 1GHz以上のプロセッサ、メモリは512MB以上となっている。MacではMac OS X v10.3以上に対応し、CPUはPowerPC G4 800 MHz以上のプロセッサまたはIntelプロセッサ、メモリは512MB以上となっている。なお、「画像管理パック」はWindows版のみの提供となるので注意してほしい。価格は「PhotoBase Pro」通常版が9,240円、同社の登録ユーザーなどが対象の特別優待版が7,140円。「画像管理パック」は1万7,640円だ。