独Qimondaは18日、512MビットのXDR DRAMのサンプル出荷を開始し、同社のグラフィックスRAM製品ポートフォリオを拡張したことを発表した。同製品は、ゲーム機やデジタルテレビ、セットトップボックス、PCグラフィックスなど高バンド幅のアプリケーションに対応する。
XDR DRAMはXDR DRAMデバイス、XCG(XDRクロックジェネレータ)、XIOコントローラインタフェースセル、およびXDRメモリコントローラ(XMC)で構成されるメモリアーキテクチャ。QimondaとRambusは2007年1月に同メモリに関する技術ライセンス契約を締結、Qimondaの75nmプロセス技術での製造を目指し開発を進めてきた。
なお、Qimondaは2006年6月にドイツの半導体ベンダ、Infineon Technologiesのメモリ部門の分社化によって設立された半導体メモリ製品のベンダである。