Java SE 6 Update Nの最新開発版となる「Java SE 6 Update N Early Access build 10」が公開されている。同バージョンには新しいJavaプラグインが搭載されたようだ。新しいプラグインでは信頼性が向上した以外にもJVMコマンドライン引数を指定する機能の追加、アプレットごとにJREバージョンを選択する機能の追加、Windows Vistaにおけるサインされたアプレット動作サポートの改善、JavaScriptインテグレーションの改善などが実現されている。
新しいJavaプラグインは依然として開発な開発段階にあり、実装すべき項目やバグも多い。同機能を必要とするユーザやデベロッパは積極的に試験を実施しフィードバックを報告されたい。
Java SE 6 Update Nはもともと「Consumer JREプロジェクト」として知られていたプロジェクト。Javaに対して新しいユーザエクスペリエンスの導入したり、ユーザ向けの最適化を施したりすることを目的としており、同プロジェクトから機能追加や機能拡張を実施した成果物が公開される。