世界最大の半導体製造装置企業である米Applied Materials(AMAT)は、コスト削減の施策として、半導体製造装置およびサービス部門、関連のサポート事業を主な対象とした人員削減策を発表した。これにより全世界の社員の7%に相当する1,000人を削減する。同社では、2007年夏に半導体製造装置事業を再編し、シリコンシステムグループとして統合していた。今回の人員整理も業務効率とコスト構造の改善を図る取り組みの一環としている。
同社では、同施策にかかる費用を2,000万ドルと見積もっており、2008年第1四半期の決算に費用の大半を盛り込む。計画は2008年度第4四半期に完了する予定で、これにより2007年度比で1億5,000万ドルのコスト削減が達成できるものとしている。