アプリクラフトは、3DモデリングツールRhinoceros 4.0と連係して、リアルタイムにレンダリングを行うことのできるソリューション「Hayabusa」を1月21日より発売する。

一般的に3Dモデリングのレンダリング作業は長時間を要するだけでなく、商業レベルの最高品質のものを制作する場合は、より多くの時間と高い技術、豊富な経験が必要となる。しかし、「Hayabusa」を導入すれば、Rhinocerosで作成したモデルに対してインタラクティブに色、反射、透明度、シボ等マテリアルの設定や複数の光源、HDRI(ハイ・ダイナミック・レンジ・イメージ)の背景によるレンダリング環境の設定を行うことができる。また常にRhinocerosのモデリングデータを反映できるため、レンダリングイメージをリアルタイムに確認することが可能。通常の静止画ベースのレンダリングシステムを用いて何度も試行錯誤するよりも早く正確に最終イメージを想定しながら作業できるという。

光源設定画面

マテリアル設定画面

モデリング中の形状をリアルタイムで確認できる

UDT(Universal Deformation Technology)による形状変形シミュレーション

動作環境は、Rhinoceros 4.0の動作する環境が必要で、対応OSがWindows 2000/XP、CPUがPentium、Celeronあるいは互換性のあるマイクロプロセッサ、1GB以上のメモリ(2GB以上推奨)、ビデオメモリ256MB以上となっている。4月30日までは導入価格として45万円で購入可能で、5月1日以降は通常価格54万円となる。

2月7日には同製品のセミナー「リアルタイム モデリング・レンダリング ソリューションHayabusa」も開催される。当日は、プロダクトデザイナー・中林鉄太郎氏によるHayabusaワークフロー実例の紹介ほか、新製品Z-Dragon Proの紹介などが予定されている。

■開催日時:2008年2月7日(木)14:00~16:15(開場13:40)

■会場:東京都港区赤坂 トスラブ山王健保会館 2階会議室

■参加費:無料(事前予約制)

■定員:80名(先着順)

■申込サイト:アプリクラフト