ネットエージェントは9日、2007年12月26日から2008年1月6日までの、P2Pソフト「Winny」「Share」のノード数に関する調査結果を発表した。元日と連休明けを比較したノード数の推移から、同ソフトの利用状況が帰省シーズンの動きと関連していることがわかった。

同社の発表によると、Winnyの連休中のノード数は、元日がもっとも低く(約28万)、連休明けに向けてノード数が増加し、最終日の6日には約8万増えて最高数の約36万を記録した。一方、Shareのノード数推移もWinnyと同様の流れを見せたが、元日(最低数の約15万件)と6日(最高数の約18万件)の差は約3万件とWinnyにくらべて小さかった。Shareが6日に記録したノード数は過去最大の数値という。

なお、Winnyのノード数は昨年にくらべて約6万ノード前後の減少となっているが、「LimeWire」や「Cabos」といったP2Pソフトにユーザーが流れていることも考えられることから、同社は「P2Pの利用者全体の総数が減少しているとは言えない」としている。

調査結果の詳細はこちらから。