ソフトウェア・トゥーは、デジタル画像のノイズを低減するAdobe Photoshop用プラグイン「Dfine 2.0」日本語版を発売した。デジタルカメラの画像やスキャナーで取り込んだ画像などに発生したノイズを「ノイズ測定」→「ノイズ低減」という2ステップで簡単に低減することが可能だ。

Dfine 2.0のノイズ測定機能は、ボタンを押すだけで自動的に画像内のノイズを認識し、測定してくれる。もちろんユーザーが任意に測定箇所を指定する「手動方式」もある。さらにEXIF情報を読み取り、カメラ機種とISO感度の情報をプロファイルとして作成・保存することもできる。

ノイズ低減の効果を確認しながら作業できる

ユーザーが指定した範囲のノイズを測定することもできる

必要な箇所のみ部分的にノイズ低減できるコントロールポイント

ノイズの測定が済んだらノイズ低減の作業を行う。処理の適用範囲は、画像全体、色域指定、コントロールポイントで任意の領域指定、Adobe Photoshopのブラシツールでの指定、と目的にあわせて設定可能。効果をプレビューしながら作業を進められる。

画像中央赤線の左がノイズ低減前、右がノイズ低減後だ。その効果は歴然

動作条件は、Windows環境ではWindows 2000 Professional/XP/VistaのOSに対応し、Adobe Photoshop 7.0~CS3、Adobe Photoshop Elements 2.0~5.0、もしくはAdobe Photoshopプラグインと互換性のあるアプリケーションが必要。Macintosh環境ではMac OS X v10.4以降のOSに対応し、Adobe Photoshop CS2~CS3、Adobe Photoshop Elements 4.0、もしくはAdobe Photoshopプラグインと互換性のあるアプリケーションが必要。価格は1万3,440円。