Mashable.comは21日(米国時間)、Web 2.0風のWebサービス世界No.1アワード「Open Web Awards」の読者投票による結果を発表した。Mashable.comは11月27日(米国時間)、2007年のNo.1 Webサービスを投票で決定するOpen Web Awardsを開催。20日(米国時間)には30を超えるトップブロガーによって選出されたOpen Web Awardsが発表されていた。
トップブロガー選出発表の翌日にMashableや協賛ブログを閲覧しているユーザによる投票結果が発表された。20日に発表された内容が事情通による選出だとすれば、翌21日に発表された内容はアドバンストユーザによる選出といったところだ。結果は次のとおり。
- メインストリームおよび大規模ネットワーク - Netlog
- アプリケーションおよびウィジェット - WidgetBucks
- ソーシャルニュースおよびソーシャルブックマーク - digg
- ソーシャルサーチ - Facebook
- スポーツおよびフィットネス - sportme
- 画像共有 - VOIS
- 動画共有 - Kaltura
- スタートページ - iGoogle
- プレースおよびイベント - MySpace
- ミュージック - Pandora
- ソーシャルショッピング - Zlio
- モバイル - Google Mobile
- ニッチおよびそのほかのソーシャルネットワーク - CafeMom
選出された結果でまったく同じだったのはソーシャルブックマークのdiggだけだ。Facebookがメインストリームからソーシャルサーチへと移動しているが、ほかは違った結果になった。特徴的なところではYouTubeがKalturaへ、netvibesがiGoogleへ、meetupがMySpaceへ、lastfmがPandoraへ、twitterがGoogle Mobileへ変わっている。
トップブロガーによる選出とその読者の選出に大きな違いがあった点は興味深い。またdiggのみが揺るぎない地位にあることもおもしろい点だ。読者選出の結果も日本に馴染みが薄いサービスが多いが、どれも興味深いWebアプリケーションには違いがないところだ。法律の関係から日本からはアクセスできないサービスもあるが、調査するには優れた対象だといえる。Webデベロッパやフロントエンドプログラマ、Webデザイナは同結果にも注目し使ったことがないサービスについては調査の対象に加えられたい。