Project Vineは25日、Linuxディストリビューションの最新版「Vine Linux 4.2」をリリースした。対象プラットフォームはIntel x86およびPowerPC、インストール用ISOイメージは無償配布される。
今回のリリースは、2月に公開されたVine Linux 4.1のマイナーアップデートという位置付け。オープンソース版ATI Radeon HDグラフィックドライバの追加や、カーネル組み込みのデバイスドライバの更新、Firefox 2.0.0.11など収録アプリケーションのアップデートは行われたが、Linuxカーネルやライブラリのバージョンは基本的にVine Linux 4.1から変更されていない。
Vine Linuxのリリースは、年1度のペースが見込まれている。最新のリリースロードマップによれば、次のメジャーアップデートとなるVine Linux 5.0は、2008年春から夏にかけてリリースされる予定。