Autodesk 3ds Max 2008製品パッケージ

オートデスクは18日、プロフェッショナル向け3Dモデリング・アニメーション・レンダリングソフトウェア「Autodesk 3ds Max」シリーズの最新日本語版となる「Autodesk 3ds Max 2008」の出荷を開始した。

映画、ゲーム、建築などハイエンド3DCG製作のシーンで活用されている「Autodesk 3ds Max」シリーズだが、最新版である「Autodesk 3ds Max 2008」は、さらなるパフォーマンスの向上、機能強化などが盛り込まれている。

数千、数万というオブジェクトや複雑なシーンデータを高速に安定して扱うことができ、それらの操作をユーザーの好みに合わせて設定することも可能だ。レビュー機能は、シャドウ、光源、マテリアルといった設定をインタラクティブにプレビューできるようになった。また、今バージョンよりDirectX 10を正式サポートし、Windows XP/Vistaの32ビット版と64ビット版に対応する。

レビュー機能の操作画面。ユーザーの要求にあわせて多彩な設定が可能

一新されたスクリプト作成ツール「MAXScript ProEditor」

対応OSはWindows XP ProfessionalもしくはWindows Vistaで、Direct X9.0以降が必須。価格は、スタンドアロン商用版が51万2,400円、ネットワーク商用版が61万5,300円、教育機関版(スタンドアロンおよびネットワーク)が26万1,450円。前バージョン「3ds Max 9」からアップグレードする場合は11万3,400円、「3ds Max 8」からアップグレードする場合は20万3,700円となっている。