総務省は18日、9月末時点のFTTH(光ファイバ)アクセスサービスの契約数は約1,052万となり、初めて1,000万を超えたと発表した。

総務省によると、9月末におけるブロードバンドサービス契約数は2,776万3,087。そのうち、DSLは1,348万3,359(全体の49%)、FTTHは1,051万8,659(38%)、CATV(ケーブルテレビ)は374万8,618(14%)、FWA(Fixed Wireless Access:固定無線アクセス)は1万2,451(0.04%)だった。今年6月末時点での契約件数と比較すると、FTTHは81万8,221件の増、逆にDSLは31万955件減となった。なお、DSLの契約数は昨年(2006年)9月末の1,424万をピークに、減少傾向にある。

2007年9月末のブロードバンドサービス契約数(総務省調査)

サービス
契約件数
DSL
13,483,359
FTTH
10,518,659
CATV
3,748,618
FWA
12,451
合計
27,763,087

ブロードバンドサービス契約数を都道府県別に見ると、もっとも多かったのは東京都(433万6,247)、続いて神奈川県(248万2,347)、大阪府(227万6,974)となった。一方、もっとも少なかったのは鳥取県(9万8,385)、続いて高知県(10万6,936)、島根県(10万9,424)だった。