ヤフーは13日、ホームページやブログ運営者を対象にした広告配信サービス「アドパートナー」を開始したと発表した。また同時に、サイト運営支援サービス「Yahoo!ウェブオーナーセンター」の提供を開始。サイト上のコンテンツの充実化やアクセスアップをサポートしていきたい考えだ。

広告配信サービス「アドパートナー」

アドパートナーは、行動ターゲティング技術を採用したディスプレイ広告や、コンテンツ連動型のテキスト広告をWebサイトに掲載するサービス。広告閲覧数やクリック数に応じた金額がサイトオーナーに報酬として支払われる。また、発生した報酬は管理メニューにて随時確認でき、Yahoo!ポイントやYahoo!ウォレット受取口座を通じた現金での受け取りが可能。

報酬レポートサンプル画像

掲載広告は、デザイン変更ツールでサイトスキンに合わせて選択することもできる。

なお、同サービスの利用にはYahoo! JAPAN IDが必要となる。ID取得者であれば、各社ブログサービスユーザーでも無料で利用できるが、利用登録後はサイト審査が行われる。

サイト運営支援サイト「Yahoo!ウェブオーナーセンター」

Yahoo!ウェブオーナーセンターは、ホームページ・ブログの作成、ブログパーツの利用によるコンテンツの充実化など、サイト運営をバックアップするサービスサイト。

「Yahoo!ウェブオーナーセンター」トップ画面

ホームページ作成者には、各種ホームページ作成ツールを実装したビギナーでも簡単に作成できる「Yahoo!ジオシティーズ」、ブログ作成者には公開・非公開設定が可能な「Yahoo!ブログ」をそれぞれ提供する。

さらに、Yahoo!ウェブオーナーセンターにおいてもアドパートナーの提供やアフィリエイト、コンテンツ連動型広告の掲載を推進し、広告スペースを活用させたい考えだ。アクセス数の向上支援として、「Yahoo!カテゴリ」への登録、広告スペースを購入したユーザーのテキスト広告を検索結果やYahoo!カテゴリページに表示させる「スポンサーサイト」の紹介などを行なっていく。

同社は今後、モバイルサイトへの広告配信やアフィリエイトサービスとの連携、検索連動型広告の導入なども検討している。