ダブルクリックは12日、同社が提供するリッチメディア広告ソリューション「DART Motif(ダート・モティーフ)」において、大容量の動画広告サポートを開始すると発表した。
同サービスは、リッチメディア広告の制作、入稿、トラッキング、およびレポーティング機能を提供するソリューション。Adobe Flashオーサリング環境に、無償の「Motif Ad Kit(モティーフ・アド・キット)」を組み込んで利用することで、リッチメディア広告の制作・配信・効果測定における設定が不要となり、Flashによる広告表現の訴求や、広告配信サーバ「DART」と連携した様々なユーザーインタラクションの計測が可能になる。
今回、1クリエイティブあたりの配信料金はそのままに、対応動画容量を従来の2.5MBから10MBに拡大。動画広告の一般的な広告枠に換算して4~5分程度の容量を増大した。さらに、動画コンテンツ(FLVファイル)の入稿が広告管理画面から直接実行可能となり、入稿作業の効率化と時間短縮を実現した。
同社では、今回、大容量動画の取り扱いに対応したことにより、今後は動画広告にとどまらず、動画コンテンツの配信管理ソリューションとしても同サービスの用途拡大を見込んでいる。