全世界で5,600万人以上の登録ユーザーを抱えるSNS「Friendster」は11日、日本語をサポートすると発表した。これまでの使用可能言語、英語、スペイン語、韓国語、中国語(簡体字/繁体字)に日本語が加わったことで、全世界で12億人といわれるインターネットユーザーの66%、約8億人をカバーすることになるという。
Friendsterは、他のSNSが国別や言語別にウェブサイトを設けているのとは異なり、世界各地のユーザーが単一ドメイン(Friendster.com)から参加することができるようになっており、母国語が異なるユーザ間ーでもコミュニケーションをとれる点が特徴となっている。
運営会社のFriendsterによると、同SNSの月間ユニークユーザー(UU)数は2,800万人、特にアジア太平洋地域では普及率が特に高く、登録ユーザー数は4,100万人、月間UU数は2,500万人に達している。
日本語での利用が可能になったことについて、Friendster マーケティング担当バイスプレジデント デビッド・ジョーンズ氏は、「Friendsterは、日本国内のユーザーがすでに数十万人いる。日本語またはそれ以外の言語を話す友人や家族にもFriendsterに参加してほしいと望むユーザーは非常に多い」と述べ、今後こうしたユーザーと日本語での参加者との間で利用が拡大することへの期待を表明している。