Sun Microsystemsは2007年12月上旬(米国時間)、「Java SE 6 Update N」の最新開発版となる「Java SE 6 Update N Early Access build 08」を公開した。Java SE 6 Update Nはもともと「Consumer JREプロジェクト」として知られていたプロジェクト。Javaに対して新しいユーザエクスペリエンスの導入したり、ユーザ向けの最適化を施したりすることを目的としており、同プロジェクトから機能追加や機能拡張を実施した成果物が公開される。
build 08はバグ修正を中心としている。AWT、Swing、Java 2D、ローカライゼーション、プラグインなどの分野でバグが修正されている。これといった目立った機能追加はないが、リリースへ向けた重要なビルドリリースだ。早期の次期マイナーアップデート版のリリースを期待している場合、積極的な試用およびフィードバックを実施されたい。