Mashable.comは27日(米国時間)、Web 2.0風のWebサービス世界ナンバーワンを決定すべく「Open Web Awards」を開催すると発表した。評価の対象となるのはソーシャルネットワーク、ソーシャルブックマーク、ソーシャル的なサービス、画像や動画共有サービスなど、いわゆるWeb 2.0っぽいWebサービスということのようだ。アワードは次の13カテゴリに分類して実施される。
- メインストリームおよび大規模ネットワーク
- アプリケーションおよびウィジェット
- ソーシャルニュースおよびソーシャルブックマーク
- ソーシャルサーチ
- スポーツおよびフィットネス
- 画像共有
- 動画共有
- スタートページ
- プレースおよびイベント
- ミュージック
- ソーシャルショッピング
- モバイル
- ニッチおよびそのほかのソーシャルネットワーク
興味深いのは同アワードを開催するにあたって「The 1st International Open Web Awards Start Now!」のように"International"を強調している点にある。この手の類のアワードは何度か開催されているが、英語圏のサービスがメインで日本のサービスが取り上げられることはほとんどなかった。
しかしOpen Web Awardsでは協賛ブログを通じて、英語以外の言語からの投稿も加味するような仕組みを用意。これまで開催された同類のアワードと違い、"International"規模でみた場合のサービス評価をしようと試みている。英語以外の現地の言語で推薦できるところが熱いというわけだ。執筆現在では秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログが日本での協賛ブログになっている。
協賛ブログを通じて世界中から意見を募るというのは比較的新しい試みだ。その点において同アワードは興味深い。アワードの結果は2008年1月10日(米国時間)に発表の見通しとなっている。推薦したいWebサービスがある場合はOpen Web Awardsを一読されたい。