ソニーは27日、同社が2006年10月より提供しているウィジェットサービス「FLO:Q(フローク)」において、ブログやSNSで利用可能な「ブログウィジェット」を正式公開した。また、新たにPCのデスクトップ上に常駐可能な「デスクトップウィジェット」も追加提供する。
提供されるウィジェットは、写真や動画、お気に入りのニュースサイト、ポッドキャストのRSSなど、嗜好に合ったコンテンツをユーザー自身でカスタマイズし、ブログやデスクトップ上で閲覧することができる。また、自作ウィジェットの公開や友人との共有も可能となっている。
デスクトップウィジェット |
ウィジェットとは、ブログやSNS上に表示するブログパーツ、またはデスクトップ上に表示するガジェットと同種のサービス。Web上のテキスト、画像、動画、音声などのコンテンツの表示、再生が可能なアプリケーションだ。
同社の提供するウィジェットサービスFLO:Qの最大の特徴は、ユーザー自身で好みのコンテンツを選択し、それぞれの嗜好に合ったオリジナルウィジェットを作成できる点にある。同サービスでは、ECサイトや動画・写真の共有サイトなど、国内サービスを中心に約30社とAPI連携を行っている。これによってユーザーは、各種共有サイトのほか、お気に入りの情報サイトやポッドキャスト番組のRSS情報といった多様なコンテンツを対象に横断的な検索が可能になり、自分好みのウィジェットを作ることができる。国内主要ブログサービスプロバイダー約40社に対応している。
さらに、自信の作成した「マイウィジェット」を友人同士で共有できるほか、メッセージのやり取りができるコミュニティ機能を実装していることも特徴。
今後の展開としては、12月中旬よりFLO:Q登録クリエイターや企業とのコラボレーションによる「ブランデッドウィジェット」の提供を開始。第一弾として現在、味の素、J-WAVE、ユニクロとの連携による実験開発を行っているという。また、個人クリエイターやディベロッパとのコラボレーションスキームの構築、ウィジェット上への広告配信を実験的に展開していく予定。
ウィジェットへの広告配信では、各ウィジェットに設定された広告枠に対して、博報堂 DY メディアパートーナーズおよび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の協力のもと、実験的にバナー広告の配信を行うという。
デスクトップウィジェットのサービスの利用には、アドビ システムズが開発中のアプリケーション実行環境Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)と、専用ソフト「FLO:Q ウィジェットマネージャー」のインストールが必要。対応OSは、Windows XP/2000/Vista、Mac OS X。