グーグルは27日、YouTube日本版において同日より期間限定で広告配信テストを開始したと発表した。東芝およびリクルートの両社をテストパートナーとし、3つの広告メニューの配信テストを実施するとしている。同期間中、両社の広告とコンテンツがYouTube日本版のトップページで配信されるほか、専用チャンネルやYouTube日本版内のサイトにランダムに表示されることになる。

広告の表示には(1)トップページ、(2)YouTube日本版サイトでランダムにイメージ広告を表示、(3)専用のブランドチャンネルを作成、の3つが用意されている。それぞれ視聴回数重視、YouTubeユーザへのランダムアプローチ、ブランドアプローチという狙いがある。

トップページに表示されたぱらちゃんの動画

専用ページに効果的にコンテンツがまとめられている

配信テストはメニュー別に広告配信の効果と傾向を測ることを目的としており、同試験結果を加味しつつ本番サービスへとつなげていくようだ。YouTubeのような動画共有サービスはこれまでのテレビコマーシャルとはユーザの関わり方が異なっている。今回の試験を通じ効果的な方法を模索する狙いもあるだろう。