NECビッグローブとNECは22日、Web検索回数に応じて植林を行う「BIGLOBEツールバー for エコ」の提供を開始した。同社提供のサーチエンジンのほか、辞書、占い、天気、RSSリーダーなど、同一ページで検索できる便利なツールを実装している。
同ツールバー提供の目的は、IT機器の使用に伴い排出されるCO2を削減し、地球温暖化を防止するということ。同ツールバーには、同一ページ上で各種検索が可能なツールを実装しているので、Web検索の際の執拗なデータセンターの稼働やPC、ルーターなどのIT機器を稼働する必要がなくなる。よって、このツールバーを利用することで、個々のユーザーが排出するCO2を最小限に抑えることができるという。
また、NECが2002年から行っている植林活動と連携し、ツールバーからの検索100万回あたり1本のユーカリをカンガルー島へ植林する活動を開始する。このサイクルは、Web検索で発生するCO2を、植林によるCO2吸収によって相殺するという「カーボンオフセット」の概念に基づくもの。同社では、ユーザ一人ひとりの環境配慮を推進していきたい考えだ。「
「BIGLOBEツールバー for エコ」概要説明図 |