3Dインターネット分野のテクノロジー・ソリューション事業を展開する3Diは15日、Webブラウザ経由でセカンドライフを利用できる「Movable Life」の日本語版のアルファサービスを公開した。

「Movable Life」トップ画面

Movable Lifeは、従来必要だったセカンドライフ専用アプリケーションを使わずに、Webブラウザ経由でセカンドライフを利用できるというツール。具体的には、アバターの場所、周辺地図、マイフレンド/グループ情報などの表示、メッセンジャー/チャットなどのコミュニケーション機能をすべて日本語で利用できる。テレポート機能や検索機能も実装している。

「Movable Life」で接続したセカンドライフのサンプル画像

なお、英語版Movable Lifeは10月に先行リリースしており、米国ではiPhoneを対象にサービスの提供を開始している。将来的には日本でも携帯電話に対応させていく予定で、同社独自開発の仮想空間プラットフォーム「Jin-sei」上でログインし、友人同士でチャットができるサービスを考案するなど、具体的な展開を見込んでいる。