日本電気は15日、同社の統合エンタープライズサーバ「NX7700iシリーズ」において、全ラインナップ7機種にデュアルコア インテルItaniumプロセッサ 9100番台を採用した。販売は即日開始される。

省電力性能を向上させた統合エンタープライズサーバ「NX7700iシリーズ」

今回発表された7製品は、いずれも動作中に使用率に応じてプロセッサの消費電力を下げるなどの制御が可能な「Demand Based Switching(DBS)」機能を備えた、デュアルコア インテルItaniumプロセッサ 9100番台(コード名:Montvale)が搭載されている。また、システム動作に応じた電力制御や冷却技術といった同社独自の省電力機能も強化され、電力コストの削減が可能なのが特徴だ。

プロセッサ、メモリ、HDDなどのサーバ・ハードウェアにOSとしてHP-UX 11iv3を組み合わせることにより、サーバとOSを個別に購入した場合と比較して最大50%の低価格化を実現した中堅・中小企業向けパッケージモデル「NX7700i/5010E-4-SM」、および「NX7700i/5012L-4-SM」が製品化された。価格はそれぞれ90万5,600円、165万円(いずれも税別)。11月30日より出荷が開始される。