米Microsoftと京セラミタは11月13日 (米国時間)、広範な特許を対象とするクロスライセンス契約の締結を発表した。これによって京セラミタは、複合機、プリンタ、コピー、Linuxベースの組み込みデバイスなどにMicrosoftの特許を利用できるようになり、Microsoftは、Windows、Office、その他のIT関連製品などで京セラミタが持つ特許を使用する権利を得た。契約内容や契約金額などの詳細については明らかにされていない。
この契約はMicrosoftが2003年12月に開始したIPライセンシング・プログラムの一環。同社はこれまで、Cadence Design Systems、富士ゼロックス、ケンウッド、LG Electronics、NEC、オリンパス、Novell、Samsung Electronics、セイコーエプソン、Turbolinuxなどと同様の契約を結んでいる。