ソニーは14日、レンズ交換が可能なショルダータイプのカムコーダー「HVR-S270J」とハンディタイプの「HVR-Z7J」、HDVレコーダー「HVR-M35J」を2008年2月中旬に発売すると発表した。

HDVカムコーダー「HVR-S270J」と「HVR-Z7J」は、ともにイメージ素子として、新開発の「3クリアビッドCMOSセンサー」の1/3型を搭載している。レンズは光学12倍ズーム、焦点距離32.0-384mm(35mm換算、16:9時)でオートフォーカス・光学手ぶれ補正機能を持つカールツァイスレンズを搭載している。

ショルダータイプの「HVR-S270J」(左)とハンディタイプの「HVR-Z7J」(右)

「HVR-S270J」は1/3型バヨネットマウントの採用により、レンズ交換方式に対応、業務用ビデオレンズメーカー製の1/3型ENGレンズは直接装着が可能となっている。更に、ソニー製デジタル一眼レフカメラ"α"シリーズのレンズも、別売りの"α"レンズアダプター「LA-100W」を介することで使用できる。

HDVレコーダー「HVR-M35J」

「HVR-M35J」はHDVの1080/24p/25p/30pプログレッシブ記録・再生に対応したレコーダー。HDV 4chオーディオの再生や、4chオーディオ信号で記録されたDVCAMテープの再生が可能。また、HD/SD-SDI出力を装備し、上位フォーマットへのコピーや、モニターでの映像確認が可能となっている。

価格はHVR-S270Jが115万5,000円、HVR-Z7Jが73万5,000円、HVR-M35Jが60万9,000円となっている。