既報のとおり、次期バージョンリリースへ向けてRed Hat Enterprise Linux 5.1の開発が進められているわけだが、どうも次期バージョンでは仮想化の技術でいくつかのアップデートがあるようだ。
Xen 3.1に対応するのではないかとみられているほか、仮想化技術およびハードウェアサポートを有効にしたItanium 2サポートの提供、ハードウェアサポートを有効にした仮想化ゲストOSのライブマイグレーション機能のサポート、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)のサポートなどが提供されるようだ。
Red Hat Enterprise LinuxはSuSE Linuxと比較するとXenを対象とした仮想化技術への対応で慎重な姿勢をみせていた。次期バージョンで最新のXenへ対応するとともに、それ以外の技術への対応を含めて仮想化への取り組みを強化することになりそうだ。