日本電気(NEC)、中央システム、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の3社は12日、NECの業務管理ソフトウェア「WebSAM JobCenter(ウェブサムジョブセンター)」の販売で協業を強化すると発表した。

「WebSAM JobCenter」は、日常の定型業務やバッチ処理の自動運用、スケジュール管理を行うソフトウェアで、日本HPがNECよりOEM供給を受け、2004年から販売している。

今回の協業により、製品導入のコンサルティングから導入時のSI(システムインテグレーション)や運用支援、導入後の保守対応などにおいて、3社が連携したトータルな支援体制を構築。そのほか、導入済みの他社業務管理製品から同製品への移行を支援するサービスや、中小企業向けに価格を抑えた導入支援メニューを提供し、ソリューション事業を拡充する。

また、NECが展開するソフトウェアパートナー制度「WebSAM WORKS」に中央システムが加わり、各社の有力顧客の共有やマーケティング活動の連携、共同セミナーの開催、展示会への共同出展など、協力してプロモーションを展開し、NECと日本HP双方の販売チャネルによる販売拡大に注力していく。