日本オラクルは8日、「Oracle Business Process Analysis Suite」の最新版を発表した。価格は118万1,250円/Named User Plus(最小5ユーザー)。発売は11月20日の予定だ。
Oracle Business Process Analysis Suiteは、エンド・ツー・エンドのビジネス・プロセスのモデリング、公開、シミュレーション、および最適化が可能な「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネント。「Oracle Business Process Architect」「Oracle Business Process Simulator」「Oracle Business Process Publisher」、および「Oracle Business Process Repository Server」の4コンポーネントで構成される。なお、Oracle Business Process ArchitectとOracle Business Process SimulatorはLinux x86、およびWindows 32-bitでのみ利用可能だ。
今回発表された最新版では、包括的BPM(Business Process Management)機能のポートフォリオ強化の一環として、「Process Blueprint」を共通のモデル・フォーマットとして採用したOracle Business Process Analysis Suiteと「Oracle SOA Suite」の連携により、ビジネス・プロセスの分析、設計から実効・監視までを強化している。また、BPMNとBPEL規格に対応して一般業務とITとの整合性を高め、生産性、業務効率、イノベーションの改善を実現している。
対応プラットフォームは、Linux x86、Microsoft Windows 32-bit、Solaris Operating System(SPARC)、HP-UX PA-RISC 64-bit、AIX5L Based Systems。