Webmin開発チームは7日、Webブラウザを利用したシステム管理ツール「Webmin 1.380」をリリースした。動作環境はLinuxやMac OS Xなど各種UNIX系OSのほか、Windowsがサポートされる。BSD互換のライセンスが適用され、無償利用および自由な再配布が可能。

今回のリリースでは、LDAPとMySQLのサポートを強化。Postfix用モジュールにLDAP/MySQLデータベースへのマッピング機能が追加されたほか、SpamAssassin用モジュールもLDAP/MySQLデータベースにある設定を参照/編集できるようになった。

一般ユーザがパスワード管理やメール転送を設定するためのツール「Usermin」も1.310にバージョンアップ、IMAP受信ボックスの機能が改善されたほか、MySQL/LDAPバックエンドのサポートによりSpamAssassinの柔軟な設定が可能になった。Outlookから届いたメッセージに含まれる画像が正常に表示されるようになるなど、不具合も修正されている。