ドリーム・アーツは10月31日、現場における協働を革新するWebデータベース「ひびきSm@rtDB(ひびきスマートDB)」の最新版「ひびきスマートDB ver.1.3」を発表した。
「ひびきスマートDB」は、企業のオフィス業務の協業を実現するWebデータベース。Webデータベース機能により、Webブラウザから"いつでも、どこでも、安全に"必要な情報を参照することが可能な環境を実現し、業種業態や部署部門により異なるオフィス定型業務を画一的にシステム化するだけでなく、それぞれの現場でプロセスが異なる"非定型業務"についても業務全体を包括し、現場のアイデアや工夫を反映させながら、柔軟に改善を継続することができるシステムを提供する。
同製品は、企業情報ポータル「INSUITE Enterprise(インスイート・エンタープライズ)」と連携して動作するため、公開先や、有効期間の設定、アクセス権などを組織や役職、個人単位できめ細やかかつ厳密に設定することができ、堅牢なセキュリティレベルを維持しながら、全社規模での情報の共有と活用を実現する。さらに、「ひびきスマートDB」のWebデータベース機能、文書管理機能、プロセスエンジン上で実行されたすべての操作履歴は、登録文書、ワークフローも含めてログが記録され、内部統制対策にも応用できる。
今回発表された新バージョンでは、従来のWebデータベース機能、文書管理機能に加え、新たにプロセスエンジンを搭載。経費精算などの定型業務をはじめ、新商品の企画立案など、多数の人が介在する複雑な業務までを"見える化"するワークローを実現する。また、「ひびきスマートDB」の持つ文書管理機能とプロセスエンジンにより、あらゆる業務に対応する柔軟なフォームをワークフロー上で一元管理することができるため、"非定型業務"で多く見られる煩雑な手作業や、非効率なプロセスを排除することにより、業務スピードの向上を図ることが可能となる。さらに、直感的なインタフェースと操作性を採用することにより、現場主導による業務改善と品質向上の取り組みを継続して行えるよう配慮されている。
同製品はライセンス販売で、価格は10クライアントパックで52万5,000円から。