米Adobe Systemsは、クリエイター向けスイート「Adobe Creative Suite 3」の各アプリケーションにおけるMac OS X Leopard対応状況を発表した。
発表によると、現状でMac OS X Leopardに完全対応しているのは「Bridge CS3」「Version Cue CS3」「Device Central CS3」の3アプリケーションのみ。「Acrobat 8 Professional」に加え、「Premiere Pro CS3」「After Effects CS3 Professional」「Encore CS3」および「Soundbooth CS3」といった動画向けアプリケーションをMac OS X Leopard上で正常に利用するにはアップデートパッチの適用が必要となる。なお、アップデートパッチの提供時期は、動画向けアプリケーションが2007年12月、Acorbat 8 Professionalと「Adobe Reader 8」が2008年1月に予定されている。
アップデートパッチは、製品に付属するアップデートユーティリティ「Adobe Updater」の自動更新機能を通じて配布され、ダウンロード後は画面に表示される指示に従ってインストールを行う。Adobe Updaterの自動更新機能を利用しない場合は、製品の[ヘルプ]メニューから[Adobe Updaterで更新する]を選択しAdobe Updaterを起動。表示されたリストから必要なアップデートパッチを選び[ダウンロードして更新]ボタンを押すことで手動更新も可能だ。また、製品サポートページからもアップデートパッチが入手できる。
なお、日本語を含むマルチリンガル版アップデートパッチは、Premiere Pro CS3、After Effects CS3 Professional、Encore CS3、およびSoundbooth CS3が2007年12月、Acrobat 8.1.2 Prifessionalが2008年1月に提供される。
その他の製品についての互換性は、同社サイト上に掲載されているPDFファイル内に明記されている。