Ubuntu Studio開発チームは21日、マルチメディアクリエイター向けのLinuxディストリビューション「Ubuntu Studio 7.10」をリリースした。対応プラットフォームはIntel i386とAMD64/EM64Tの2種、DVD-ROM用イメージファイルの形で公開される。
Ubuntu Studio 7.10は、18日にリリースされたUbntun 7.10(コード名Gutsy Gibbon)をベースとしたLinuxディストリビューション。低遅延環境に必須のリアルタイム機能を有効にしたLinuxカーネルを採用、映像/音声アプリケーション向けに最適化が施されていることが特徴。PiTiViやCinePaintなどの動画編集ツール、GIMPやInkscapeといったグラフィックツール、Ardourに代表されるサウンド編集ソフトなど、マルチメディアコンテンツ開発環境に適当なオープンソースソフトウェアも多数収録されている。