フォーカルポイントコンピュータは19日、ハイエンドビデオ編集用RAIDシステム「Fusion D800 RAID」シリーズの取り扱いを開始すると発表した。同製品は、PCI Express対応RAIDホストバスアダプターカード、SATAハードディスクを8台搭載した静音エンクロージャー、SASインタフェースの専用ケーブルをセットにした業務用ビデオ編集のストレージソリューション。ラインナップは、容量が4TB、6TB、8TBの3モデルを用意している。
同梱されるPCI Express接続RAIDホストバスアダプターは、RAID 0、1、4、5、10と、複数のハードディスクの容量をひとまとめにして利用できる機能、JBOD(ジェイボド)をサポートする。同製品はディスクの故障時にデータ修復を可能にする耐障害性に優れるという。また、RAID 4に設定されたFusion D800 RAIDシステムでは、毎秒約340MB(理論値)のデータ転送を可能としており、大容量データを扱うビデオ編集に適するという。
同社のオンラインストア「Focal Store」での価格は、4TBモデルが79万5,900円、6TBモデルが104万7,900円、8TBモデルが126万円となっている。