Innotekは18日(ドイツ時間)、仮想化ソフトの最新版「VirtualBox 1.5.2」をリリースした。WindowsとLinux向けには商用ライセンス版のバイナリパッケージが無償提供されるほか、GPL v2準拠のオープンソース版もソースコードの形で公開される。Intel Mac向けの商用ライセンス版は、従来のバージョン1.4.1β2のまま更新されていない。

VirtualBox 1.5.2は、不具合の修正を主な目的としたメインテナンスリリース。インストーラに関する問題点や、DirectDrawの描画に関する問題が解消されたほか、バージョン1.5.0でサポートされたSeamless Windows機能の改良が行われている。なお、インストール時にユーザ登録用ダイアログが表示されるが、個人および評価目的の利用であれば引き続き無償利用が可能。