国立国会図書館は15日、国立国会図書館デジタルアーカイブポータル「PORTA」を公開した。利用は無料。
PORTAは、国立国会図書館が保有するデジタルアーカイブに加え、国や公共の機関、民間、個人のデジタルコンテンツを対象とした一元的な検索とコンテンツやサービスそのものへの案内をワンストップで提供することを目的としたサービス。2005年7月よりプロトタイプシステムとして運用が続けられていたが、この度全面リニューアルと機能拡充が行われて一般公開されることとなった。
現在検索可能なコンテンツは、近代デジタルライブラリー、NDL蔵書目録(和図書・和雑誌)などのNDLのアーカイブ・デジタルコンテンツ12種類のほか、青空文庫、公立公文書デジタルアーカイブ、秋田県立図書館デジタルライブラリー、デジタル岡山大百科など協力機関のアーカイブ8種類、合計約800万件。
コンテンツの検索機能に加えて、新着/更新コンテンツ一覧やキーワードランキング、アクセスランキングなども用意され、さらには無償のユーザ登録を行うとパーソナライズ機能やブックマーク機能も利用できる。
動作環境は、Windows XPがInternet Explorer 6.0以上、またはFirefox 2.0以上、Mac OS XがFirefox2.0以上。