日本IBMは、世界に通用するIT技術者の育成を目的とした、学生向けの技術コンテスト「Scholar Challenge 2007」を開催する。
IBMでは、人材の育成を目的として、大学などの教育機関を支援するプログラム「IBMアカデミック・イニシアティブ」を2001年から世界規模で展開している。Scholar Challengeはその活動の一環として開催しているコンテスト。今回で3回目の開催となる。
今回のテーマは、複数のWebサイトのコンテンツを組み合わせて新しいサービスを生み出す技術「マッシュアップ」。マッシュアップのアイデアを競う「アイデア・コンテスト」と、実際に作成したマッシュアップ・サイトのデザインを競う「マッシュアップ・デザイン・コンテスト」の2つの企画が用意されており、「アイデアの斬新性」、「有用性」、「実現性」、「技術性」の4項目を中心に審査が進められる。なお、マッシュアップ・デザイン・コンテストで使用するマッシュアップ支援ツールには、日本IBMのソフトウェア開発研究所が開発したマッシュアップ・ツールのベータ版が指定されている。
作品の募集期間は10月15日から11月27日(17:00)まで。申し込みは、専用のWebサイトにて行える。
審査結果は、11月30日に日本IBMの幕張事業所で開催される、学校関係者と日本IBMの若手エンジニアとの交流イベント「IBM TechEx for Student 2007」で発表される。また、10月31日には東京イノベーションセンターにて同コンテストの説明会が開催される。