日本IBMは11日、ホームページ作成ソフトの新製品「ホームページ・ビルダー 12」を12月7日に発売する。新バージョンの最大の特長は「ホームページ・ビルダー クイック」と呼ばれる編集モードを搭載したことで、ページの編集や更新をより感覚的に行うことが可能になったという。

「ホームページ・ビルダー クイック」には、「目次ビュー」と呼ばれるウィンドウがあり、そこにメニューの項目を入力するだけで、リンクを貼ることなくメニューとメニューにリンクされたページが自動的に作成される。「目次ビュー」でWEBサイト全体を管理することができ、変更もすべてのページに即時に反映されるので、大量のページ管理が容易になるという。また、デザインやレイアウトをダブルクリックするだけで一括変換できる機能やホームページ・ビルダー単体でバナーなどを作成できる画像編集機能なども追加された。

「ホームページ・ビルダー12」の発売に際し、日本IBMはジャストシステムと協業し、個人向けのパッケージ版はジャストシステムより、法人向けのライセンス版は日本IBMとジャストシステム両社より提供される。パッケージ版は、以下の商品構成で販売する。

  • 「ホームページ・ビルダー12 発売記念通常版」:9,800円(4月1日以降は1万3,800円を予定)
  • 「ホームページ・ビルダー12 書籍セット」(書籍『できるホームページ・ビルダー12[特別版]』をセット):1万800円
  • 「ホームページ・ビルダー12 バリューパック」(Flash作成ソフト「かんたんWebアニメーション」と総合素材集「満タンseries ホームページ・ビルダーselection」、Webデザインテンプレート「@rt web select pack」をセット):1万4,800円

法人向けのライセンス版の利用料金は通常版が1万3,230円、アカデミック版が6,300円となっている。この価格はライセンスのみの料金となり、マニュアル、メディアは含まれていない。