OpenOffice.org日本語プロジェクトは4日、フリーなオフィススイート「OpenOffice.org 2.3日本語版」をリリースした。対応プラットフォームはWindows 98 / Me / 2000 / XP / 2003 / Vista、Linux/x86。脆弱性の修正も施されていることから、同プロジェクトはユーザに対して速やかなアップデートを呼びかけている。
今回のリリースは、9月に公開されたOpenOffice.org 2.3に日本語対応を施したもの。ワードプロセッサ「Writer」では、作表機能の強化やエクスポート可能な文書フォーマットの拡充が図られたほか、スプレッドシートの「Calc」ではグラフ種の追加や日本語文字列の半角/全角変換に使える関数が用意されるなど、各コンポーネントの機能が強化されている。